【死産】復職の前に、管理職にお願いした5つのこと
はじめに
私は以前、産前休暇中に死産を経験しました。
フルタイムで働いていたため、産後休暇を取得後、
仕事に復帰しましたが、復職はとても不安でした。
周囲にどんな風に接せられるのかを考えると、職場へ行くことが怖かったです。
「かわいそう」と思われるのも嫌でした。
「できたら仕事に行きたくない」。けれど、
「今後のことを考えると、仕事に復帰した方が良いのでは……。」と思い、
復職することにしました。
少しでも参考になればと思い、
私が復職前に管理職へお願いしたことをまとめました。
※これは、ほんの一例です。
まずは、無理をせず、
自分の心と体を大切にされてください。
復職の前に、管理職にお願いしたこと
⑴同僚に「そっとしてほしい」と伝えてもらう
私は、産前休暇中に死産を経験したため、
職場の同僚は、妊娠していたことを知っていました。
復職の際、いろいろと声を掛けられると、悲しくなると思い、
「そっとしてほしい」と管理職から同僚に伝えてもらいました。
その結果
「そっとしてほしい」と伝えていたことで、
同僚からは、必要以上に話し掛けられることは、ありませんでした。
ただ、当時は、そっとされていても、
悲しく感じることもありました。
また、「そっとしてほしい」とお願いしていても、
「体を大切にしてね。」「無理しないでね。」と声を掛けられることもありました。
心配してくれているということが伝わり、
とてもありがたい気持ちもありましたが、涙が出ることもありました。
結果として、
「そっとしてもらう」という対応は、
私には、合っていたように感じます。
死産のことに触れられると、
気持ちが大きく揺れることが多かったからです。
事前に「そっとしてほしい」と伝えておいて、私は良かったです。
⑵職場に妊婦さんがいるか、教えてもらう
「職場に妊婦さんがいたら、教えてほしい」と
管理職との個人面談(産後休暇7週目に実施)のときに
お願いしました。
復職後に突然、職場で誰かの妊娠を知ったら、
きっと私は泣いてしまう……と思ったので、
事前に確認しておきました。
事前に知っておくことで、突然の情報に
動揺することを避けられました。
⑶在宅勤務と有給休暇を取得したいと、お願いする
在宅勤務と有給休暇を取得しながら
復職したいと管理職にお願いしました。
そうお願いした理由は、病院で助産師さんに、
「復職が不安です。」と伝えた際、
「もし、職場が可能なら、少しずつ復帰して慣らしていくのはどうかな。
最初から全力で頑張りすぎてしまうと、心が疲れてしまうかもしれないよ。」
と助言をいただいたからでした。
その話を聞いて、私は
「頑張りすぎたら、心が限界を迎えてしまうかもしれない」と思いました。
思い切って、在宅勤務と有給休暇を取得しながら、徐々に復帰したいと、職場にお願いしました。
幸いにも、管理職から
「少しずつ、仕事をしていくので良いです。有給休暇や在宅勤務も活用してください。」
と言ってもらいました。
このような対応ができたのは、私が既に産前休暇に入っていたため、
急ぎの仕事を抱えていなかった……というのもあったと思います。
そこから、自分なりの復帰スケジュールを考え、
在宅勤務と有給休暇を活用しながら、復職することにしました。
⑷直属の上司と、事前に会っておきたいとお願いする
復職して、すぐに大勢の人と顔を合わせるのは、怖かったです。
そのため、復職の前に
「直属の上司に会う時間を設けてほしい」とお願いしました。
管理職も直属の上司も快諾してくださり、
産後休暇8週目に、
職場の個室で直属の上司と話しました。
事前に会っておくことで、復職へのハードルが少し下がったように感じました。
⑸職場の異動をお願いする
私は、毎年3月末に大規模な異動がある職場で勤務していました。
死産したのは、12月。復職したのは、2月です。
2月~3月は、元々働いていた職場で勤務しましたが、
「死産のことを知っている方々に囲まれた環境で働き続けるのは、辛くなる気がする」
「ここで、誰かの出産報告を聞くのは、苦しい」
と考え、3月末に、別の場所に異動させてほしいとお願いしました。
復職の仕方に、正解はない
仕事が励みになることもある
仕事をしていると、急に涙が出てくることもありましたが、
それでも、少しずつ仕事をこなすことで、
自然と自信がついてきました。
仕事に打ち込むことで、それが励みになる場合もあると思います。
それでも、頑張りすぎていたとも思う
ちょっとずつ仕事をこなし、
頑張って復職でき、自信もつきました。
それでも、振り返ると、
あの時は、
「頑張りすぎていた。」とも思います。
深い悲しみや苦しみの中にいる方は、
気付かないうちに、無理を重ねてしまうことも、あるかもしれません。
休むことが必要な人もいると思います。
あなたの思いを聞いてくれる人が、いますように
「在宅勤務や有給休暇を取得しながら復帰したい」というお願いを
快諾してくれた、私の職場は、とても恵まれていたと思います。
難しい場合もあるのではないか……と想像します。
それでも、
もし、あなたが
「頑張って復職したい」と思うなら、
少し周りを頼ってみると良いかもしれません。
あなたの思いに
耳を傾けてくれる人がいることを
心から願っています。
そして、
あなたの心と体を一番に考え、大切にしてほしいと思います。
